今回は動画編集をする為に最初の基本である「表示解像度の調整」方法を解説したいと思います。
動画の編集をするときにAfter Effectsの動作が遅くなったり、PC自体が重くなってしまう事はありませんか?
After Effectsはある程度のPCスペックが必要です。しかし高スペックのPCでも編集素材のデータ量やエフェクトの数が多いとどうしても重くなってしまいます。
そんな時にはAfter Effectsのこの機能を試してみてください!
画像テキストでの解説になります。
動画での解説を見てみたい方はこちらからどうぞ↓
疑問点や質問がありましたら是非コメントで教えてください、あなたが悩まれている点を解消しましょう!
表示解像度とは?
ここでの表示解像度とは、プレビューでの表示解像度です。※プレビュー表示解像度なので書き出し時に影響はありません。
デフォルトでは表示解像度は「フル画質」になっていますがPCが重くなってきたな…と感じたら「1/2画質」、「1 /3画質」、「1/4画質」と値を小さくするとプレビューの画質は落ちますがその分PCへの負担が減り、快適な環境で編集が可能になります。制作時にいつでも変更可能なので都度のタイミングや最終チェックで「フル画質」に変更して確認してみてください。
解像度ってなに?
解像度とは、ビットマップ画像における画素の密度を示す数値です。 画像を表現する格子の細かさを解像度と呼び、一般に1インチをいくつに分けるかによって数字で表します。
STEP.1表示解像度を変更する
画像参照:画面下にあるバー内に[フル画質]とあります。
クリックをすると「フル画質」以外にも「1/2画質」、「1 /3画質」、「1/4画質」と変更可能です。
CS4以上のバージョンでは「自動」という項目があり、これはコンポジションのパネルのビューのサイズに合わせて自動的に最適な解像度に合わせてくれます。
例えばビューのサイズを50%にすると解像度を「1/2画質」にしたときと同様の解像度にしてくれます。
こちらは先ほどの「フル画質」ではなく「1/4画質」です。画面に寄ると解像度の荒さが目立ちますが引き(遠目)でプレビューしているとそこまで気になりません。
この表示解像度の変更だけでプレビューの再生がスムーズになったり動作が軽快になるので是非活用したいスキルです。
STEP.2「1/4画質」でもまだ重い方
「1/4画質」でもPCの負担が大きい方や軽くなった!と体感できない方はお試しください。
「1/4画質」の下にある「カスタム」をクリックすると参照画像の様なポップアップが表示されます。こちらに10という数字を打ち込むと「1/10画質」でプレビュー可能になります。
感想・質問お待ちしております!
いかがでしたでしょうか?今回の表示解像度の変更によってより快適にAfter Effects動画編集ができるようになって頂ければと思います。
しかし、「まだここが解らない!」「この言葉はどうゆう意味?」だど疑問点や質問がありましたらコメントで教えてください!
問題を解決できるようにいつでもお答えしたいと思います!